おはようございます。
月経前になると
身体がむくんだり眠くなったり、
食欲が増えたり、
イライラしたり気分が
落ち込んだりすることは、
女性なら誰でも経験したことがあるはずです。
これがPMS(月経前症候群)。
月経開始の3~10日前、
排卵後のプロゲステロンが分泌される黄体期に起こる、精神的、または身体的症状のことです。
個人差が大きいのは、
プロゲステロンに対する、
身体の感受性が人によって違うから。
感受性が高い人ほど身体が敏感に反応し、さまざまな症状が出ます。
今でこそPMSは社会的にも
広く知られるようになっていますが
20年ぐらい前は、
PMSという病名はあまり知られていませんでした。
女性の社会進出が進み、
仕事や地域において
大切な立場や役割を持つようになり、
自分の身体や心に起きていることを
周囲の人に理解してもらう必要が
生まれたため、
PMSという病名が知られるようになった背景があります。
月経の周期が25日と短い人の場合、
月経後の調子がいい時期が来たと思ったら、
わずか5日たらずでPMSが始まってしまいます。
調子が悪い時期のほうが長いのでツライですが、
PMSがあるということは、
プロゲステロンがきちんと分泌されている証拠。
それは、排卵があったという証拠でもあります。
喜ばしいことだと思えば、
少しは前向きに受け止められるのではないでしょうか。
ただし、
気持ちが滅入って涙が止まらなくなったり、死を選びたくなったりするなど、
精神的不調が重くて、
日常生活や社会生活に
支障をきたすようなケースは注意が必要です。
PMDD(月経前不快気分障害)という
病名がつき、
それは精神科領域の治療が必要になります。
PMSに対する婦人科的な治療法の第一選択は、低用量ピルを服用すること。それで症状がかなり改善することも多いので、
ためらわずに医師に相談してみて下さい。
医療機関にて検査異常がなく
コンディションが整わない…
など
お悩みの方は、当院にお任せください。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
感謝いたします。
さとう整体院 院長 佐藤秋夫