世界では自動車の自動運転の開発をどこが1番早いかを競い合っています。
日本はかなり遅れをとっているようですが、自動車先進国として頑張ってほしいです。
自動車の自動運転はまだ先のことになりますが、体はもう何万年も前から自動運転されています。
「何者かに操られていると言うこと?」
「なんかこわい!」
そうではありません。
あなたの体を自動で点検、整備、運営しているのは自律神経なのです。
あなたが意識しなくても、自動で体の調節をしてくれているのです。
意識的に変化させたり、動かせるところは筋肉しかありません。
心臓の鼓動、脈拍、血圧、血流を意識的に動かすことは出来ません。
胃の動きや胃酸の出る量もコントロールする事は出来ません。
体内の細胞を意識的に活性化することは出来ません。
他にも色々ありますが、これらのことを自律神経が自動的に行なってくれているのです。
それも絶妙なタイミングとバランスによってです。
まさに自律神経とは我々の体の偉大なる支配者であると言えます。
このシステムは、人間が何万年もかけて獲得し、発展させてきたものなのです。
だから、このシステムに落ち度はないのです。
何かあっても自律神経に任せておけば良いのです。
しかし、現代医学ではそのような立場をとっていません。
何かあれば薬や手術によって医者の手でなんとかしようとしています。
現代医学がいくら発展してきたといえどたかだか数100年。
自律神経の管理能力には敵いません。
万能薬でも開発されたら別ですが、、、
しかし、ほとんどの人は自律神経のことを理解していません。
私が人体図を指差して
「これが自律神経ですよ」
と言うと
「自律神経って本当にあるんですね」
と言う人がいます。
恐らく、病院で色々な検査をしたけど異常が見つからなかった時に、お医者さんから
「自律神経かもね」
と言われるから、自律神経って何か雲をつかむような感じだなと思っているからでしょう。
あなたの体の偉大なる支配者のことを理解する必要があります。
あなたは自律神経がどこから出て、どこにあるのか知っていますか?
自律神経は脳から出て、背骨の中を通って心臓に伸びたり、胃に伸びたり、腸や腎臓に伸びたりしてそれらの臓器を動かしています。
また、それだけでなく、毛細血管の収縮もコントロールしています。
でも、自律神経の束が通っているのは背骨なのです。
自律神経=背骨と言う事ができます。
この背骨が歪んだらどうなるでしょうか?
自律神経もその影響を受けて神経の力が弱くなります。
自律神経の力が弱くなると言うことは、臓器を管理する能力が弱くなると言うことです。
何度もお伝えしていますが、我々の体を管理しているのは自律神経です。
背骨が歪むと、我々の体を管理している自律神経の力が弱くなるのです。
では、どうすれば良いのでしょう?
「定期的に整体を受ければ良い」
それも正解です。
でも、そもそも背骨が歪むのは何故でしょう?
それは、姿勢が悪いからです。
姿勢が悪いから背骨が歪んで、自律神経が弱くなって元気が出ないのです。
背骨を正しく矯正し、姿勢を良くして過ごしてください。
そうすれば、元気になります。
皆様のご来院お待ちしてます。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
感謝いたします。
さとう整体院 院長 佐藤秋夫