おはようございます。
さとう整体院 院長 佐藤秋夫です。

我々の身体には、なんと640個もの筋肉があります。
そしてその組み合わせにより、色々な動きや姿勢が生まれます。

筋肉にはインナーマッスル(深層筋)とアウターマッスル(表層筋)があり、アウターマッスルは
一番外側の表層の筋肉、それ以外はすべてインナーマッスルです。

インナーマッスルは、主に筋肉の安定性を担っていて、骨同士の関係性が崩れないように保っています。

女性らしいボディラインを作りたかったらインナーマッスルを鍛えよう、とよく聞きますが、一口にインナーマッスルと言ってもたくさんあります。

筋肉のことを知っておけば、スポーツやエクササイズをする時に起こる、ケガの予防ができていきます。

普段自然にしているはずなのに、意識すると、
何だか緊張して難しく感じてしまうこともある呼吸。

実は、吸う時と吐く時は、別の筋肉が使われています。

横隔膜や胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)。
横隔膜を広げるために、僧帽筋(そうぼうきん)が鎖骨を上げ、肋骨を閉じていく時に内肋間筋(ないろっかんきん)が使われて、腹筋が収縮します。

肋骨を広げて肺を動かすのも筋肉の役割です。

視点を変えてみると肋骨まわりの筋肉が凝り固まっていると、胸が広がらず、結果的に肺を十分に広げることができず、呼吸も浅くなってしまう。

なので、肋骨周りの筋肉の柔軟性はとても重要。

十分な呼吸は、身体を温めて冷えや腰痛を改善したり、脳を活性化したり、代謝や免疫力を上げてダイエット効果を高め、姿勢をよくして猫背などを解消、美肌を作ってくれたりと、いろいろな作用があります。

様々な恩恵をもたらす深い呼吸も、固まった身体では得られないというわけに。

なので呼吸の改善も意識的なストレッチが効いてきます。

また、吐く息と吸う息の長さや質が、均等であるほうがベター。

現代人は、交感神経優位になりがちな生活を送って
居る人が多いですが、これは吸う息が強くなっているということ。吐く息も意識的に行って、長く吐き出すことができるようにしていきたいですね。

ならば
姿勢を正して猫背を直すには?

「腹横筋」という筋肉を知ってますか? 
とても大きくて、肋骨から骨盤の間についている、
まるでお腹をキュッと絞るコルセットのような筋肉。

体幹を守り、整えるのに重要な役割を持っています。

この筋肉、繊維も横に走っていて、お腹から背中のほうまであり、ここが収縮することで息を吐き出す力になります。

骨盤の前傾姿勢がうまく作れない時は、腹横筋が硬くなっているはず。
ここを柔軟にすると骨盤が立ちやすくなります。

さらに、この腹横筋とやはりインナーマッスルの
腹斜筋の両方をターゲットにして、トレーニングすれば、ウエストがキュッと引き締まっていきます。

呼吸も安定して、呼吸が深くなることで姿勢も整い、さらに腰痛まで改善できるかも!?

それには、まずストレッチをして
体幹のインナーマッスル(深層筋)を動かしやすくして、変なクセを取ってから、キュッと引き締める筋トレをするのがいいでしょう。

筋肉の仕組みを知れば、自分の身体ともっと仲良くすることができるかと思います。

継続してストレッチし続けているに
それでもなかなか変わらない柔軟性…
その原因は違うところにあるかもしれません。
その原因を知りたい本気の方は当院にお越しください。
皆様のご来院お待ちしてます。

今日も最後までお読みいただきありがとうございます😊
感謝いたします。